本アプリは、葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」を指のタッチで模写するためのiPad用アプリです。
浮世絵は、江戸時代に生まれた風俗画で、北斎の「富嶽三十六景」などよく知られた浮世絵版画は、絵師、彫師、刷師などそれぞれ専門の職人たちによって以下の手順で制作されていました。
(1)絵師:「下絵を描く」
(2)彫師:「下絵のとおりに版木を彫る」
(3)刷師:「染料や顔料で紙に摺る」
(4)「完 成」
従って、同じ北斎の作品でも、彫師や刷師によって色あいが変わったようです。
本アプリでは、北斎の「富嶽三十六景」(合計46作品)を「下絵」として使い、皆様にはその「下絵」をなぞることによって浮世絵版画の工程をじっくりと体験していただけます。北斎の作品を本アプリでより一層お楽しみください。